ESTP(起業家)タイプの人は、行動力と社交性の塊。退屈を嫌い、常に新しい刺激を求めて動き回る姿は周囲の目を引きますが、恋愛となると「飽きっぽい」「ノリだけで付き合っている」と誤解されてしまった経験はないでしょうか。
16Personalities公式データによると、ESTPは日本人の約2.62%しか存在しない希少なタイプです。16タイプの中でも最少に近い割合で、同じ感覚を共有できる仲間が見つかりにくいタイプといえるでしょう。
だからこそ、「自分に合う相手はどんなタイプなのか」「なぜいつも同じパターンでうまくいかなくなるのか」という疑問は、ESTPにとって切実なテーマのはず。
この記事では、ESTPの恋愛傾向を認知機能の観点から掘り下げたうえで、16タイプとの恋愛相性をランキング形式で紹介します。単なる「相性が良い・悪い」の羅列ではなく、「なぜそうなるのか」「どうすれば関係が深まるのか」まで踏み込んで解説していくので、気になる相手との距離感に悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください。
ESTP(起業家)の基本性格と恋愛での素顔

ESTPの恋愛相性を理解するには、まず「ESTP」という性格タイプが恋愛場面でどう機能するかを知っておく必要があります。仕事やプライベートでの姿と、恋愛における振る舞いには微妙なズレが存在するのです。
ESTP(起業家)はどんな性格か
ESTP(起業家)は、16タイプ性格診断において「外向(E)・感覚(S)・思考(T)・知覚(P)」の4要素を持つタイプ。五感を通じて「今ここにあるもの」を鋭く観察し、論理的に判断して即座に行動に移す力に優れています。
ESTPの核にあるのは、**外向的感覚(Se)**という認知機能。「今この瞬間」に対する感度が極めて高く、目の前の状況を正確に読み取って最適な行動を取ることに長けています。会話の場で相手の微妙な表情の変化を見逃さなかったり、雰囲気が悪くなりかけた場面を瞬時に察知して軽いジョークで場を和ませたり。こうした「空気を読む力」と「即座に動く力」の組み合わせが、ESTPの最大の武器です。
ただし、「今」に強い反面、「将来」に対する意識が薄くなりやすいのもESTPの特徴。目の前のことに全力を注ぐあまり、長期的な計画や将来の約束に対してあいまいな態度を取ってしまうことがあり、パートナーから「先のことを考えてくれない」と不満を持たれるケースも少なくありません。
ESTPが恋愛で見せる3つの傾向
ESTPの恋愛には、他のタイプとは異なる明確な傾向が3つあります。
1つ目は、「体験の共有」を最高の愛情表現とすること。ESTPにとって、恋愛で最も幸せな瞬間は「パートナーと一緒に何かを体験しているとき」。長い手紙を書いたり深い哲学的な対話を楽しんだりするよりも、一緒にスポーツを楽しんだり、新しいレストランを開拓したり、旅行に出かけたりすることで愛情を感じるタイプです。
2つ目は、恋愛の初期段階に圧倒的な集中力を発揮すること。ESTPは「新しい体験」に強く惹かれるタイプのため、恋の始まりにかける情熱は16タイプ随一といってもいいでしょう。積極的にアプローチし、デートプランを次々と考え、相手を楽しませるために全力を注ぐ。この段階でのESTPの魅力は凄まじく、相手を一気に引き込む力を持っています。
3つ目は、関係が安定すると「退屈」を感じやすいこと。恋愛初期の刺激が落ち着いてくると、ESTPは「何か足りない」と感じ始めることがあります。これは「相手のことが好きじゃなくなった」わけではなく、ESTPの外向的感覚(Se)が常に新しい刺激を求めているだけ。この構造を理解しておくと、「飽きた」と「冷めた」を混同するリスクを避けられるでしょう。
ESTP-AとESTP-Tの恋愛スタイルの違い
16Personalities診断では、ESTPは「ESTP-A(自己主張型)」と「ESTP-T(慎重型)」に分かれます。恋愛においても、この違いは無視できないほどはっきりと現れます。
ESTP-Aは、恋愛においても自分の魅力に自信を持つタイプ。好きな人ができたら迷わずアプローチし、失敗してもすぐに立ち直る強さがあります。一方で、パートナーの感情の機微に鈍感になりやすく、「もう少し気遣ってほしい」と相手から言われてから初めて気づくケースが少なくないでしょう。
ESTP-Tは、行動力は変わらないものの、相手の反応を気にしやすいタイプ。「今の自分の振る舞いで相手はどう思ったか」を無意識に気にかけるため、ESTP-Aよりもパートナーへの配慮ができる傾向にあります。ただし、考えすぎて行動が遅れたり、本来のESTPらしい大胆さが鳴りを潜めることもあるかもしれません。
ESTP(起業家)の恋愛相性ランキング|16タイプ別に解説

ここからは、ESTPと各タイプとの恋愛相性をランキング形式で紹介します。
ESTPは外向的感覚(Se)を主機能、内向的思考(Ti)を補助機能として使います。「今この瞬間を全力で楽しみたい」「物事の仕組みを論理的に理解したい」という二つの欲求が恋愛にも反映されるため、パートナーがこの特性をどう受け止めるかが相性を左右する大きな要因です。
恋愛相性1位:INFP(仲介者)
ESTPとINFPの組み合わせは、一見すると「水と油」に思えるかもしれません。しかし、この正反対の特性こそが、恋愛において他にはない深い引力を生み出します。
INFPは内向的感情(Fi)を主機能に持ち、自分の中に豊かな感情世界を築いているタイプ。ESTPが「行動」で世界と関わるのに対し、INFPは「感情」で世界を解釈します。
ESTPにとって、INFPは「自分では絶対にたどり着けない内面の深さ」を見せてくれる存在です。普段は表面的なやり取りで十分に楽しめるESTPですが、INFPと一緒にいると、自分の中にも意外と深い感情があることに気づかされる。逆にINFPにとっては、ESTPの行動力と現実感覚が「理想ばかり追いかけがちな自分」を地に足のついた場所に引き戻してくれます。
では、なぜ1位なのでしょうか。認知機能の観点から見ると、ESTPの主機能Se(外向的感覚)とINFPの主機能Fi(内向的感情)は、お互いの劣等機能を補い合う関係にあります。ESTPが苦手な「深い感情の処理」をINFPが自然に行い、INFPが苦手な「現実的な行動」をESTPが引き受ける。この補完性が、二人の関係にバランスをもたらすのです。
ただし、ESTPの率直さがINFPの繊細な心を傷つけるリスクは常に存在します。INFPに対しては、「思ったことをそのまま言う」のではなく、「伝え方を一呼吸おいて考える」姿勢が信頼関係の土台になるでしょう。
恋愛相性2位:ENTP(討論者)
ENTPとの恋愛は、ESTPにとって「知的にも体験的にも飽きない」稀有な関係を築ける組み合わせです。
ENTPはESTPと同じ外向・知覚型で、新しいアイデアや可能性に対する好奇心が際限なく広がるタイプ。二人の会話は常にテンポが速く、一つの話題から次々と新しい方向に展開していくでしょう。週末のデートプランも「いつもと同じ」にはなりにくく、二人とも「今度はこんなことを試してみよう」と提案し合える関係性が自然と生まれます。
ここで重要なのは、ESTPとENTPの「感覚(S)」と「直観(N)」の違い。ESTPが「今ここにある現実」を起点に考えるのに対し、ENTPは「まだ実現していない可能性」を起点に考えます。デートで言えば、ESTPは「実際に行って楽しかった場所」をベースに次の計画を立てますが、ENTPは「まだ行ったことのない場所の可能性」にワクワクするタイプ。
この違いが、二人の関係に適度な刺激を生み続ける原動力になっています。ただし、ENTPは「議論」そのものを楽しむ性質があり、ESTPが真剣に提案したことに対しても「でも、こういう見方もあるよね」と反論してくることがあるかもしれません。ENTPの反論は否定ではなく知的な遊びであるという点を理解しておくと、不必要な衝突を避けられるでしょう。
恋愛相性3位:ENFJ(主人公)
ENFJとの恋愛は、ESTPの「行動力」とENFJの「共感力」が融合する、バランスの良い関係になりやすい組み合わせです。
ENFJは人の感情に敏感で、パートナーのニーズを察知して先回りして行動するのが得意なタイプ。ESTPが自覚していない疲れやストレスに気づき、さりげなくフォローしてくれる存在になり得ます。感情面での配慮が苦手なESTPにとって、ENFJの共感力は「自分に足りないものを補ってくれる」ありがたい特性でしょう。
一方で、ENFJには「相手を導きたい」という欲求があります。ESTPは誰かに指示されることを極端に嫌うタイプのため、ENFJの「こうした方がいいよ」というアドバイスを「束縛」と感じてしまう場面が出てくるかもしれません。
ENFJとの関係を良好に保つ鍵は、ENFJのアドバイスの背後にある「あなたのことを大切に思っている」という気持ちに目を向けること。形は気に入らなくても、その根底にある愛情を受け取れるかどうかが、二人の関係の行方を左右します。
恋愛相性4位:ESFP(エンターテイナー)
ESFPとの恋愛は、お互いの「今を楽しむ力」が響き合う、エネルギッシュな関係になりやすい組み合わせです。
ESFPはESTPと同じ外向的感覚(Se)を主機能に持つタイプ。「今この瞬間を全力で楽しむ」という価値観を共有しているため、一緒にいるだけで自然とテンションが上がり、楽しい時間が生まれやすい相手です。
二人の間で「何かをして楽しもう」という意見がぶつかることはほとんどないでしょう。新しいレストランに行くのも、突発的な旅行に出かけるのも、お互い「いいね、行こう!」と即座に同意できる軽快さがあります。
では、なぜ1位ではなく4位なのか。ESTPが「思考(T)」で判断するのに対し、ESFPは「感情(F)」で判断するタイプだからです。二人が楽しんでいる間は何の問題もないのですが、意見が食い違ったとき、ESTPは論理で解決しようとし、ESFPは感情で訴えかけようとします。この処理方法の違いが、衝突の原因になりやすい点を覚えておくとよいでしょう。
恋愛相性5位:ESTP(起業家)同士
ESTP同士の恋愛は、行動力×行動力の掛け合わせで、圧倒的にアクティブな関係になる組み合わせです。
お互いの「今を楽しむ」姿勢を完全に理解し合えるため、「なぜそんなに動き回りたいの?」と疑問を持たれることがありません。ESTP同士でしか味わえないスピード感と刺激に満ちた毎日が実現するでしょう。
一方で、ESTP同士の最大の弱点は「二人とも長期的な計画が苦手」であること。「将来のことは後で考えよう」「今が楽しければいいよね」と、重要な話し合いを先送りにしがちです。家計の管理、将来の住まい、子どもの教育方針。こうした現実的なテーマを避け続けると、ある日突然大きな問題として浮上してくる可能性があるでしょう。
ESTP同士で長続きするためには、定期的に「ちょっと面倒でも将来の話をする時間」を設ける工夫が欠かせません。
恋愛相性6位:ISTJ(管理者)
ISTJとの恋愛は、ESTPの自由さとISTJの安定感がぶつかる場面もありますが、うまくいけば非常に堅実な関係を築ける組み合わせです。
ISTJは責任感が強く、約束を確実に守るタイプ。ESTPのパートナーとしては「この人なら任せられる」という信頼感を提供してくれる存在になり得ます。
ただし、ISTJは変化を好まず、実績のあるやり方を重視する傾向が強いタイプでもあります。ESTPが「今日は予定を変更して別の場所に行こう!」と提案しても、ISTJは「もう決まっていることを変えるのはちょっと……」と抵抗を感じるかもしれません。
ESTPの即興性とISTJの計画性。この相反する特性をお互いの「強み」として活かし合えるかどうかが、関係の鍵を握っています。
恋愛相性7位:ISFJ(擁護者)
ISFJとの恋愛は、ESTPにとって「安心して自分を出せる」関係になりやすい一方で、価値観の違いが長期的な課題になりやすい組み合わせです。
ISFJは献身的で面倒見が良く、パートナーのニーズを察知して行動するのが得意なタイプ。ESTPが帰ってきたときに温かく迎えてくれたり、体調の変化にいち早く気づいてケアしてくれたり。ESTPにとっては「何も言わなくてもわかってくれる」ありがたい存在になるでしょう。
しかし、ISFJは安定と伝統を重視するタイプです。ESTPの突発的な行動や、計画を変更する癖に対して、ISFJはストレスを溜め込みやすい傾向にあります。しかも、ISFJは不満を直接口にせず内側に蓄積するタイプのため、ESTPは「何も問題ない」と思っていても、ISFJの中では不満が膨れ上がっているケースが考えられます。
定期的に「最近、何か気になっていることはない?」と問いかける習慣を持つことが、二人の関係を長続きさせるポイントになるはずです。
恋愛相性8位:ISTP(巨匠)
ISTPとの恋愛は、「似ているようで微妙に噛み合わない」不思議な組み合わせです。
ISTPはESTPと同じ感覚・思考・知覚型(STP)を共有しており、物事に対するアプローチが似ています。論理的に判断し、理屈に合わないことには従いたくない。この点でお互いを理解し合えるでしょう。
しかし、「外向(E)」と「内向(I)」の違いは恋愛において想像以上に大きな影響を及ぼします。ESTPが「一緒に出かけよう」「友達を呼んでパーティーしよう」と持ちかけても、ISTPは「今日は一人で静かに過ごしたい」と返すことが珍しくありません。
ESTPにとっては「一緒に楽しみたい」という愛情表現でも、ISTPにとっては「自分の時間を奪われる」と感じてしまう。このすれ違いを理解し、ISTPの一人時間を尊重できるかどうかが関係の分かれ目です。
恋愛相性9位:ESTJ(幹部)
ESTJとの恋愛は、お互いの現実感覚は共有できるものの、「自由」と「秩序」の価値観が衝突しやすい組み合わせです。
ESTJは効率と秩序を重視し、計画通りに物事を進めたいタイプ。ESTPが「計画を変更して面白そうな方に行こう」と提案するたびに、ESTJは「なぜ決めたことを守れないの」と不満を感じるかもしれません。
ただし、ESTJの計画性はESTPの弱点を補う力があるのも事実。ESTPが苦手な「長期的な視点」をESTJが担い、ESTJが苦手な「柔軟な対応」をESTPが引き受ける。この役割分担が自然にできれば、ビジネスパートナーのような強固な関係が生まれる可能性もあるでしょう。
恋愛相性10位:ESFJ(領事)
ESFJとの恋愛は、社交的な二人でありながら、行動の動機が根本的に異なる組み合わせです。
ESFJは「周囲の調和」を最優先するタイプ。人付き合いにおいて「みんなが幸せかどうか」を常に気にかける一方で、ESTPは「自分が楽しいかどうか」を判断基準にする傾向があります。
ESFJが「友達の誕生日パーティーに行かなきゃ」と言うとき、ESTPは「気が乗らないなら行かなくていいんじゃない?」と返してしまうことがあるかもしれません。ESTPにとっては合理的な意見でも、ESFJには「人の気持ちを考えない」と映る。この温度差が日常的なすれ違いの原因になりやすい関係です。
恋愛相性11位:ISFP(冒険家)
ISFPとの恋愛は、感性と論理のギャップが徐々に表面化しやすい組み合わせです。
ISFPは内向的感情(Fi)を主機能に持ち、自分の価値観や美的感覚を大切にするタイプ。ESTPの行動力や大胆さに最初は惹かれますが、時間が経つにつれて「もう少し繊細さがほしい」と感じるようになる傾向があります。
ESTPが「楽しいからやってみよう」と提案したことが、ISFPにとっては「自分の価値観を無視されている」と受け取られるケースが起こりやすい組み合わせ。ISFPの「静かな不満」に気づけるかどうかが、関係維持のポイントになるでしょう。
恋愛相性12位:ENFP(運動家)
ENFPとの恋愛は、出会い当初のエネルギーは爆発的でも、時間の経過とともにすれ違いが目立ちやすい組み合わせです。
ENFPの自由な発想とESTPの行動力は、初期段階では最高の相性を発揮します。しかし、ENFPが「未来の可能性」について延々と語る場面で、ESTPは「で、具体的にはどうするの?」と感じてしまうことが増えていきます。
ESTPの「現実主義」とENFPの「理想主義」。この根本的な視点の違いをお互いが理解し、尊重できるかどうかが長続きの分かれ目になるでしょう。
恋愛相性13位:INTP(論理学者)
INTPとの恋愛は、論理的な会話は楽しめるものの、行動のペースが大きく異なる組み合わせです。
INTPは頭の中で複雑な理論を組み立てることを好むタイプ。ESTPが「とりあえずやってみよう」と動き出したいときに、INTPは「もう少し考えさせて」と返すことが日常的に起こります。
ESTPにとっては「考えてばかりで動かない人」、INTPにとっては「考えずにすぐ動く人」。お互いの思考スタイルの違いを「自分にないものを持っている」と捉えられるかどうかが、関係の行方を左右します。
恋愛相性14位:INTJ(建築家)
INTJとの恋愛は、知性面では尊重し合えるものの、生活のリズムがほぼ正反対の組み合わせです。
INTJは長期的なビジョンを持ち、計画的に物事を進めることを好むタイプ。ESTPの「今を楽しむ」スタイルとは対極に位置しており、二人の生活リズムを合わせること自体が大きな課題になるでしょう。
ただし、INTJの戦略性とESTPの実行力が噛み合った場面では、他のどの組み合わせにも負けない成果を出せる可能性を秘めています。「恋人」としてよりも「ビジネスパートナー」としての相性が良いかもしれない組み合わせです。
恋愛相性15位:ENTJ(指揮官)
ENTJとの恋愛は、主導権争いが激化しやすい組み合わせです。
ENTJは強いリーダーシップを持ち、自分のビジョンに沿って物事を進めたいタイプ。ESTPも誰かに従うことを好まないため、日常の些細な場面でも「どちらが決めるか」を巡る摩擦が生じやすくなります。
ENTJが「将来はこうすべきだ」と計画を示しても、ESTPは「今の状況に合わせて臨機応変に決めればいい」と返す。この時間軸の違いと主導権争いが重なると、関係維持はかなりの努力を要するでしょう。
恋愛相性16位:INFJ(提唱者)
INFJとの恋愛は、ESTPにとって最もすれ違いが生じやすい組み合わせです。
INFJは内向的直観(Ni)を主機能に持ち、物事の「目に見えない本質」を読み取るタイプ。ESTPの主機能Se(外向的感覚)とは、文字通り正反対の認知機能です。
ESTPが「今日は天気がいいからドライブに行こうよ」と提案したとき、INFJは「なぜドライブなのか」「その提案の裏にどんな意図があるのか」を無意識に考えてしまいます。ESTPにとっては「ただ楽しみたいだけ」なのに、INFJには「もっと深い意味があるはず」と受け取られる。この認知のズレが、日常的なコミュニケーションを複雑にしてしまうのです。
INFJとの関係を大切にしたいなら、ESTPは「自分の行動には深い意味がないことが多い」と率直に伝える姿勢が重要になるでしょう。
ESTPと相性が良いタイプに共通する3つの条件

ランキングを俯瞰すると、ESTPと恋愛相性の良いタイプにはいくつかの共通点が浮かび上がります。
「まずはやってみよう」の精神を共有できるか
ESTPにとって、恋愛で最もストレスを感じるのは「考えてばかりで動かない」相手と過ごすとき。「週末どこに行く?」「新しいお店を試してみない?」という提案に対して、「ちょっと考えさせて」「前もって調べてからがいい」と返され続けると、ESTPはフラストレーションを溜めていきます。
相性上位にENTP、ESFP、ESTP同士が入っているのは、いずれも「まずは行動してみる」というスタンスを共有しているタイプだからです。
ESTPの自由を脅かさないか
ESTPは束縛を極端に嫌うタイプです。「今日は何をしていたの?」「誰と一緒だったの?」と細かく聞かれると、たとえそれが愛情からくる質問であっても、「監視されている」と感じてしまう傾向があります。
INFPやENTPが上位に入っている理由の一つは、どちらも「個人の自由」を尊重する価値観を持っているため。パートナーの行動を管理しようとせず、お互いの自主性を認め合える関係が、ESTPにとって最も居心地の良い恋愛の形なのです。
ESTPの「言葉にしない愛情」を理解できるか
ESTPは言葉で愛情を表現するのが得意なタイプではありません。「好き」「愛してる」と直接的な言葉を使うよりも、行動で示すことが多い。デートの計画を率先して立てたり、困っているときにすぐ駆けつけたり、欲しがっていたものをさりげなく用意したり。
この「言葉にしない愛情」を「愛情表現が少ない」と解釈するタイプとは相性が悪くなりがちです。逆に、ESTPの行動を「これがこの人の愛し方なんだ」と受け取れるタイプとは、自然と深い関係が築けるでしょう。
ESTPが恋愛でやりがちな4つの失敗パターン

ESTPは恋愛において多くの魅力を持つタイプですが、その特性が裏目に出てしまうケースも少なくありません。自分に当てはまるパターンがないか、チェックしてみてください。
「退屈=冷めた」と勘違いしてしまう
ESTPにとって最も危険な思い込みの一つが、「ドキドキしなくなった=もう好きじゃない」という誤解。恋愛初期の刺激が薄れたとき、ESTPは「この関係はもう終わりかも」と感じやすい傾向にあります。
しかし、恋愛心理学の観点から見ると、初期の「情熱的な恋愛」は時間とともに「親密な愛着」へと変化するのが自然な流れ。ドキドキが減ったのは「冷めた」のではなく、「関係が成熟した」サインである可能性が高いのです。
「退屈だ」と感じたとき、パートナーを変えるのではなく「体験の質を変える」という発想を持てるかどうかが、ESTPの恋愛を左右するポイントになるでしょう。
感情的な会話を「問題解決モード」で処理してしまう
パートナーが「今日、嫌なことがあった」と話してきたとき、ESTPは無意識のうちに「で、どうしたいの?」「こうすれば解決するよ」と返してしまいがちです。
ESTPの内向的思考(Ti)が発動し、目の前の問題を論理的に解決しようとする。この姿勢は仕事では大きな武器になりますが、恋愛においてパートナーが求めているのは多くの場合「解決策」ではなく「共感」。「大変だったね」「つらかったね」のたった一言が、長い分析よりもパートナーの心に響くことがあるのです。
約束の管理がゆるすぎる
ESTPは「今」に集中するタイプのため、先の予定に対する意識が薄くなりやすい傾向があります。「来週の土曜日に友達の結婚式があるよね?」とパートナーに言われて「あ、そうだっけ」と返してしまう。「記念日を忘れていた」「約束を二重に入れてしまった」といった失敗も起こりがちです。
これはESTPが相手を軽視しているわけではなく、外向的感覚(Se)が「今この瞬間」に意識を集中させる特性の影響。スマートフォンのカレンダーに重要な予定を入れておくといった「仕組み」で補うことが効果的でしょう。
リスクの高い選択をパートナーに相談せずに進めてしまう
ESTPは決断が速く、リスクを恐れないタイプです。この特性自体は魅力的ですが、恋愛においては「二人に関わる決断を一人で進めてしまう」問題につながることがあります。
転職、大きな買い物、生活スタイルの変更。こうした二人の生活に影響する判断を「先に動いてから相談する」スタイルは、パートナーに「自分は尊重されていない」と感じさせる原因になりかねません。
「相談する=自分の決断を委ねる」ではなく「相談する=パートナーを大切にしている」と捉え直すことが大切です。
ESTPが幸せな恋愛を長続きさせるための実践アドバイス

ESTPの行動力と社交性は、恋愛においても大きな武器。この力を正しい方向に向けることで、長く幸せな関係を維持できるようになるでしょう。
「新しい体験」を関係の中に取り入れ続ける
ESTPが「退屈」を感じるのは、パートナーに問題があるのではなく、「二人でする体験」がマンネリ化しているサイン。パートナーを変えるのではなく、体験を変えるのがESTPにとって最も効果的な関係維持の方法です。
具体的には、月に1回は「二人とも行ったことのない場所」に出かけてみる。新しい趣味を一緒に始めてみる。いつもと違うルートで散歩してみる。こうした小さな「新しさ」を意識的に取り入れるだけで、ESTPの外向的感覚(Se)が満たされ、関係に対する満足度が大きく変わるはずです。
パートナーの「愛情の言語」を観察する
心理学者ゲーリー・チャップマンが提唱した「5つの愛の言語(ラブ・ランゲージ)」という概念があります。人によって愛情を感じるポイントは異なり、「言葉」「行動」「贈り物」「時間」「スキンシップ」の5つに大別されるという考え方です。
ESTPは「行動」や「体験の共有」で愛情を示すタイプが多い傾向にありますが、パートナーが「言葉」で愛情を感じるタイプだった場合、いくら行動で示しても「愛されている実感がない」とすれ違ってしまいます。
パートナーがどの「愛情の言語」を使うタイプなのかを観察し、意識的にその言語で愛情を表現すること。ESTPの鋭い観察力があれば、パートナーの「愛情の言語」を見抜くことは決して難しくないでしょう。
「立ち止まる時間」を意識的に作る
ESTPは常に動いていたいタイプですが、恋愛においては「立ち止まる時間」も必要です。パートナーとソファで過ごす静かな夜、何をするでもなく一緒にいるだけの時間。ESTPにとっては物足りなく感じるかもしれませんが、多くのパートナーにとっては「一緒にいるだけで幸せ」と感じる大切な時間になり得ます。
「何かをする」ことだけが愛情表現ではなく、「ただそばにいる」こと自体が愛情表現になる場合もある。この発想を持てるかどうかが、ESTPの恋愛の質を大きく左右するポイントです。
ESTP(起業家)の恋愛相性一覧表

ESTPと各タイプとの恋愛相性を一覧にまとめました。気になるタイプとの相性をすばやく確認したいときにご活用ください。
| 順位 | タイプ | 相性評価 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | INFP(仲介者) | ★★★★★ | 正反対だからこそ深く補い合える |
| 2位 | ENTP(討論者) | ★★★★★ | 知的にも体験的にも飽きない関係 |
| 3位 | ENFJ(主人公) | ★★★★☆ | 行動力と共感力のバランスが良い |
| 4位 | ESFP(エンターテイナー) | ★★★★☆ | 「今を楽しむ」価値観を共有 |
| 5位 | ESTP(起業家)同士 | ★★★★☆ | 行動力×行動力の爆発的な関係 |
| 6位 | ISTJ(管理者) | ★★★☆☆ | 安定感と自由さの掛け合わせ |
| 7位 | ISFJ(擁護者) | ★★★☆☆ | 安心感はあるが価値観の違いに注意 |
| 8位 | ISTP(巨匠) | ★★★☆☆ | 似ているようで微妙に噛み合わない |
| 9位 | ESTJ(幹部) | ★★☆☆☆ | 現実感覚は共有できるが秩序の壁 |
| 10位 | ESFJ(領事) | ★★☆☆☆ | 社交的だが行動の動機が異なる |
| 11位 | ISFP(冒険家) | ★★☆☆☆ | 感性と論理のギャップが課題 |
| 12位 | ENFP(運動家) | ★★☆☆☆ | 初期の爆発力は高いが長期は努力が必要 |
| 13位 | INTP(論理学者) | ★☆☆☆☆ | 論理は共有できるがペースの違い大 |
| 14位 | INTJ(建築家) | ★☆☆☆☆ | 生活リズムが正反対 |
| 15位 | ENTJ(指揮官) | ★☆☆☆☆ | 主導権争いが激化しやすい |
| 16位 | INFJ(提唱者) | ★☆☆☆☆ | 認知機能が正反対で理解が難しい |
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ESTP(起業家)は、恋愛においても多くの魅力を持つタイプです。圧倒的な行動力、鋭い観察力、人を楽しませるエンターテイメント性。この特性を正しく活かせれば、パートナーにとって「一緒にいて飽きない、刺激的で頼もしい存在」になれるでしょう。
一方で、「退屈を冷めたと勘違いする」「感情面での配慮が足りない」「長期的な計画が苦手」。ESTPだからこそ抱えやすい課題もあります。しかし、こうした課題を自覚しているESTPは、すでに改善への一歩を踏み出しています。
相性ランキングはあくまで傾向を示したもので、「相性が良いから安心」「相性が悪いから無理」ということではありません。自分とパートナーの違いを理解し、その違いをどう活かすかを考えることが、幸せな恋愛への近道です。
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