マッチングアプリでマッチングした相手と「いざ会おう」となったとき、強い不安を感じていませんか。メッセージでは楽しくやり取りできていたのに、実際に会う約束が近づくにつれて「本当に大丈夫かな」「怖い人だったらどうしよう」と心配になるのは、決して珍しいことではありません。
実際、マッチングアプリ利用者を対象にした調査では、初めて会う相手に対して7割以上の人が不安を感じているというデータもあります。つまり、会う前に不安を抱えるのはごく自然な反応なのです。
この記事では、マッチングアプリで会う前に強い不安を感じる原因を掘り下げ、その恐怖心を和らげる具体的な方法をお伝えします。また、安全にデートを楽しむための事前準備や注意点も詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
マッチングアプリで会う前に不安が強くなる5つの原因

会う前に不安を感じるのには、必ず何らかの理由があります。まずは自分がなぜ不安を感じているのか、その原因を明確にしましょう。原因がわかれば、適切な対処法も見えてきます。
相手がどんな人かわからない
マッチングアプリでは、プロフィール写真や文章、メッセージのやり取りからしか相手のことを知ることができません。実際に会ってみないと、本当の性格や雰囲気はわからないものです。
「プロフィールと実物が違ったらどうしよう」「写真は加工されているかもしれない」といった疑念が生まれるのも無理はありません。顔が見えない相手との出会いだからこそ、期待と不安が入り混じった複雑な心境になりやすいでしょう。
遊び目的や体目的の人かもしれないという不安
マッチングアプリには真剣に恋人や結婚相手を探している人ばかりではありません。残念ながら、遊び目的や体目的で利用している人も一定数存在するのが現実です。
特に女性の場合、「この人は本気で自分に興味があるのか、それとも下心があるだけなのか」という見極めが難しく、不安を感じやすい傾向にあります。真剣な出会いを求めているからこそ、相手の本心が気になってしまうのでしょう。
勧誘やマルチ商法などの危険性への警戒心
マッチングアプリを悪用した勧誘やマルチ商法の被害報告は後を絶ちません。「実際に会ったら投資話を持ちかけられた」「宗教の勧誘だった」という体験談を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。
こうした情報に触れるほど、「自分も騙されるかもしれない」という警戒心が強まります。ネット上には危険な体験談が多く拡散されているため、必要以上に恐怖心を抱いてしまうケースも少なくありません。
会話が続くか心配、気まずくなりそうで怖い
メッセージでは文章を考える時間がありますが、対面での会話はリアルタイムで進んでいきます。「沈黙が続いたらどうしよう」「つまらない人だと思われたくない」というプレッシャーから、会うこと自体が億劫になってしまう人もいます。
特にコミュニケーションに苦手意識がある方や、初対面の人と話すのが緊張するタイプの方は、この不安を強く感じる傾向があるでしょう。
自分の外見や内面に自信がない
「写真よりも実物のほうがイマイチだと思われたらどうしよう」「がっかりされるかもしれない」という自己評価の低さから、不安が増幅されることもあります。
自信のなさは、相手に会うこと自体への抵抗感につながりやすいものです。「どうせ上手くいかない」というネガティブな予測が先行し、せっかくのチャンスを自ら遠ざけてしまうこともあるかもしれません。
会う前の強い不安を和らげる7つの方法

不安の原因がわかったら、次はその不安を軽減するための具体的な対策を講じていきましょう。ここでは、会う前の恐怖心を和らげるために効果的な方法を7つ紹介します。
メッセージのやり取りで信頼関係を築いておく
会う前の不安を軽減する最も基本的な方法は、メッセージを通じて相手との信頼関係を深めておくことです。会う約束を急がず、ある程度の期間やり取りを続けることで、相手の人となりが少しずつ見えてきます。
ただし、だらだらとメッセージを続けるだけでは関係が停滞してしまいます。相手の価値観や考え方がわかるような質問を投げかけたり、自分のことも適度に開示したりして、お互いの理解を深めていくのがポイントです。
具体的には、休日の過ごし方や好きな食べ物、仕事に対する考え方など、日常的な話題から始めるのがおすすめ。徐々に恋愛観や将来の展望なども話題にしていくと、相手の真剣度も見えてくるでしょう。
会う前に電話やビデオ通話をしてみる
文字だけのやり取りでは伝わらない情報も、声を聞いたり顔を見たりすることで多くのことがわかります。会う前に一度電話やビデオ通話をしておくと、実際に会ったときの緊張感がかなり軽減されるはずです。
電話では、声のトーンや話し方、会話のテンポなどから相手の雰囲気をつかむことができます。ビデオ通話であれば、写真と実物のギャップも事前に確認できるため、「会ってみたら想像と違った」という事態を防げるメリットもあります。
もし相手が電話を嫌がる場合は、その理由を聞いてみましょう。正当な理由があれば問題ありませんが、不自然にはぐらかされる場合は、会うことを慎重に検討したほうがよいかもしれません。
オンラインデートを活用する
最近では、オンラインデート機能を備えたマッチングアプリも増えています。いきなり対面で会うのが不安な場合は、まずオンラインデートで話してみるのも有効な選択肢です。
オンラインデートなら自宅にいながらデート気分を味わえますし、万が一「この人とは合わないな」と感じた場合も、比較的気軽に切り上げることが可能。対面で会うことへの心理的ハードルを下げる効果も期待できます。
自分磨きで自信をつける
会う前の不安の根底に「自分に自信がない」という気持ちがある場合は、自分磨きに取り組んでみてはいかがでしょうか。髪型を整えたり、スキンケアに力を入れたり、新しい服を買ったりするだけでも、気持ちが前向きになるものです。
外見的な自分磨きだけでなく、趣味や知識を広げることも自信につながります。「最近こんな本を読んだ」「新しい趣味を始めた」といった話題があれば、会話のネタにも困りにくくなるでしょう。
話題や質問を事前に準備しておく
「会話が続かなかったらどうしよう」という不安には、事前準備が効果的です。相手のプロフィールを改めて読み返し、気になるポイントや聞いてみたいことをリストアップしておきましょう。
たとえば、相手の趣味について深掘りする質問や、プロフィールに書かれていた内容に関連した話題を用意しておくと安心です。「メッセージで話していた〇〇について、もっと詳しく聞きたいと思っていたんです」といった切り口なら、自然な流れで会話を広げていけます。
友人に報告してから会う
誰にも言わずに会うよりも、友人や家族に「今日マッチングアプリで知り合った人と会う」と報告しておくほうが安心感が得られます。待ち合わせ場所や時間、相手のプロフィール情報などを共有しておけば、万が一のときのセーフティネットにもなります。
また、「終わったら連絡するね」と約束しておくことで、デートの終了時間をある程度コントロールしやすくなるというメリットも。「友達と約束があるから」という理由で切り上げる口実にもなるでしょう。
無理に会わなくてもいいと心に余裕を持つ
「せっかくマッチングしたんだから会わないともったいない」「断ったら申し訳ない」という考えに縛られる必要はありません。不安があまりにも強い場合は、無理に会わないという選択肢も持っておきましょう。
会う日程を一度延期してもらい、もう少しやり取りを重ねてから決めるのも一つの方法です。相手が誠実な人であれば、こちらの気持ちを尊重してくれるはず。逆に、延期を申し出たときの反応で相手の人柄がわかることもあります。
避けるべき相手の特徴と見極め方

不安を感じる原因の一つに、「危険な人物かもしれない」という懸念があります。ここでは、会うのを避けたほうがよい相手の特徴と、その見極め方を解説します。
遊び目的・体目的の人を見抜くポイント
遊び目的の人には、いくつかの共通した特徴があります。以下のような傾向が見られる場合は注意が必要です。
まず、マッチング後すぐに会おうとする人は要注意。メッセージのやり取りを面倒がり、「とりあえず会ってみよう」「会ったほうが早い」などと急かしてくる場合は、真剣な出会いを求めていない可能性があります。
また、下ネタを混ぜてきたり、やたらと外見を褒めてきたりする人も警戒すべきでしょう。こちらの内面や価値観にはあまり興味を示さず、表面的な会話に終始するようであれば、体目的の可能性が高いと考えられます。
夜遅い時間や個室での食事を提案してくる場合も、下心が透けて見えるサイン。誠実な人であれば、相手の安心を第一に考えて昼間のカフェなどを提案してくれるはずです。
勧誘・マルチ商法目的の人を見抜くポイント
マルチ商法や投資詐欺の勧誘を目的としている人にも、共通の特徴があります。プロフィールに「自由な生活」「経済的自立」「人生を変える」といったキーワードが並んでいる場合は注意しましょう。
メッセージの中で「尊敬する先輩がいる」「すごい人を紹介したい」といった話題が出てきたら、勧誘の前兆かもしれません。また、具体的な仕事内容を聞いても曖昧な返答しかしない人や、副業や投資の話を持ち出してくる人も警戒対象です。
やたらとキラキラした写真(高級レストラン、海外旅行、ブランド品など)をアップしている人も、「成功している自分」をアピールして勧誘につなげようとしている可能性があります。
既婚者・恋人持ちを見抜くポイント
マッチングアプリには、既婚者や恋人持ちが紛れ込んでいることもあります。以下のような特徴が見られる場合は、確認を取ったほうがよいでしょう。
連絡できる時間帯が限られている、土日は会えないと言う、自宅周辺のエリアを避けたがる、といった行動パターンは既婚者の典型。また、SNSのアカウントを教えてくれない、電話に出られないことが多いといった点も怪しいサインです。
気になる場合は、直接「結婚していますか」と聞いてみることも大切。誠実な人であれば、きちんと回答してくれるはずです。
会ってもいい相手の特徴
逆に、安心して会えそうな相手には以下のような特徴があります。
プロフィールが丁寧に書かれていて、写真も自然体。メッセージのやり取りで自分のことだけでなく、こちらにも興味を持って質問してくれる。会う場所や時間についても、こちらの希望を尊重してくれる。
また、電話やビデオ通話を提案しても嫌がらない、会う前にある程度の期間やり取りを重ねてくれる、といった点も誠実さの表れといえるでしょう。
初めて会うときに気をつけるべき安全対策

不安を軽減するためには、万が一に備えた安全対策を講じておくことも重要です。事前準備をしっかりしておけば、より安心してデートに臨めるはずです。
昼間の時間帯を選ぶ
初めて会うときは、できるだけ昼間の時間帯を選びましょう。ランチやカフェでのお茶なら、明るく健全な雰囲気の中で会話を楽しめます。
夜の食事やお酒を伴う場面は、相手との信頼関係が築けてからにするのがベター。初回から夜の時間帯を強く希望してくる相手には注意が必要かもしれません。
また、終電の時間を気にしなくてよい昼間のデートなら、「帰りの電車がなくなった」といった状況に陥るリスクも避けられます。
人目の多い場所を待ち合わせに選ぶ
待ち合わせ場所は、駅前やショッピングモールの入口など、人通りの多い場所を指定しましょう。人目につきにくい路地裏や、相手の車での待ち合わせは避けるべきです。
デートで利用するお店も同様に、にぎやかで人の目がある場所を選ぶのが安心。個室や密室になりやすい場所は、初回では避けたほうが無難です。
相手がドライブデートや自宅での食事を提案してきた場合は、丁重にお断りして別の場所を提案しましょう。断っても不機嫌にならない相手なら、信頼できる可能性が高いでしょう。
自分が知っている場所を選ぶ
行ったことのない場所よりも、普段から利用している駅や街のほうが安心感があります。土地勘がある場所なら、万が一のときに逃げ道を確保しやすいというメリットも。
ただし、自宅の最寄り駅など、個人情報につながりやすい場所は避けたほうがよいでしょう。「よく知っているけれど、自宅からは少し離れている」くらいの場所が理想的です。
帰りの時間をあらかじめ伝えておく
「この後予定があるので、〇時頃には失礼しますね」と事前に伝えておくと、デートの終了時間をコントロールしやすくなります。初回のデートは1〜2時間程度の短めに設定するのがおすすめです。
短い時間のデートなら、「もう少し話したかったな」という余韻を残せるため、次につながりやすいという効果も。逆に長時間のデートでグダグダになってしまうと、お互いに疲れてしまいます。
また、デートの途中で「やっぱりこの人とは合わないな」と感じた場合も、予定を理由にスムーズに切り上げられるでしょう。
スマホのバッテリーを確認しておく
意外と見落としがちですが、スマホのバッテリー残量は必ず確認しておきましょう。何かあったときに連絡手段がないと困ります。
モバイルバッテリーを持参するのもおすすめ。デート中に充電が切れてしまうと、緊急時の連絡ができなくなるだけでなく、帰り道で地図アプリが使えなくなるリスクもあります。
デート中に不安を感じたときの対処法

事前準備をしていても、実際に会ってみたら「何かおかしい」と感じることがあるかもしれません。そんなときの対処法も知っておきましょう。
違和感を感じたらすぐに帰る
デート中に「怖い」「危険かもしれない」と感じたら、理由をつけてすぐにその場を離れましょう。「体調が悪くなった」「急用が入った」など、相手を刺激しない形で退席するのがポイントです。
「せっかく来たのにもったいない」「失礼かもしれない」といった遠慮は不要。自分の身を守ることが最優先です。違和感を感じたときの直感は、意外と当たっているもの。
一人で帰れない状況を避けるためにも、自分で交通手段を確保できる場所でのデートを心がけましょう。
断る勇気を持つ
相手から二軒目やホテルに誘われた場合、きっぱりと断る勇気を持ちましょう。「今日はこれで失礼します」「また今度機会があれば」と笑顔で伝えれば、相手も引き下がってくれることがほとんどです。
断ったときに不機嫌になったり、しつこく食い下がってきたりする相手とは、今後の付き合いを考え直したほうがよいかもしれません。相手の反応は、その人の本性を示すバロメーターでもあります。
友人や家族に連絡を入れる
デートの途中でも、こまめに友人や家族に連絡を入れておくと安心です。「今〇〇にいるよ」「これから△△に移動するね」といった状況報告をしておけば、万が一のときに居場所を把握してもらえます。
「トイレに行く」というタイミングで連絡を入れるのが自然。状況に応じて「〇〇分後に電話して」とお願いしておくこともできます。
会う約束をやっぱりキャンセルしたいときの断り方

どうしても不安が拭えない、やっぱり会いたくないという場合は、無理に会う必要はありません。ただし、断り方には配慮が必要です。
ドタキャンは絶対に避ける
当日のドタキャンや無断キャンセルは、相手に大きな迷惑をかけるだけでなく、マッチングアプリによってはペナルティの対象になることもあります。断ると決めたら、できるだけ早く連絡を入れましょう。
「申し訳ないけれど、今回は見送らせてください」と正直に伝えるのが誠実な対応。詳しい理由を説明する義務はありませんが、一言お詫びの言葉を添えるのがマナーです。
理由別の断り方の例
体調不良を理由にする場合は、「申し訳ありませんが、体調を崩してしまいまして…」とシンプルに伝えましょう。
他に気になる人ができた場合は、「お話しする中で、私たちは合わないかもしれないと感じました。せっかくお時間を空けていただいたのに申し訳ありません」と、相手を傷つけない配慮をしながら伝えるのがベターです。
メッセージのやり取りで違和感を感じた場合も同様に、「ご縁がなかったようです」という形で穏やかにお断りすれば、トラブルを避けられるでしょう。
初デート後の行動と次につなげるコツ

無事にデートを終えられたら、その後の行動も大切です。良い印象を残して次につなげるためのポイントを押さえておきましょう。
デート後はお礼のメッセージを送る
デートが終わったら、その日のうちにお礼のメッセージを送りましょう。「今日はありがとうございました。〇〇のお話、とても楽しかったです」など、具体的なエピソードを交えると好印象を与えられます。
また会いたいと思った場合は、「また機会があればお会いできたら嬉しいです」と伝えておくと、相手も安心するはず。脈ありサインを出しておくことで、二回目のデートにつながりやすくなります。
脈ありかどうかの見極め方
デート後のメッセージで相手の反応を確認しましょう。すぐに返信がくる、次に会う提案をしてくれる、デートの感想を具体的に伝えてくれるといった反応があれば、脈ありと考えてよいでしょう。
逆に、返信が遅い、そっけない、次の約束を避けているような態度が見られる場合は、残念ながら脈なしの可能性が高いかもしれません。その場合は、深追いせずに次の出会いに目を向けるのが得策です。
マッチングアプリで出会うことへの不安を乗り越えて素敵な出会いを
マッチングアプリで会う前に強い不安を感じるのは、決して特別なことではありません。むしろ、自分の身を守るための自然な防衛本能といえるでしょう。
大切なのは、その不安を無視せず、適切な対策を講じた上で出会いに臨むこと。相手のことをよく知る努力をし、安全な場所と時間を選び、いざというときの対処法を頭に入れておけば、過度な恐怖心にとらわれる必要はありません。
マッチングアプリは、普段の生活では出会えないような人との縁をつないでくれる便利なツールです。不安と上手に付き合いながら、ぜひ素敵な出会いを見つけてください。最初は緊張しても、経験を重ねるうちに会うことへの抵抗感は少しずつ薄れていくはずです。
あなたにとって良いご縁がありますように。



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