マッチングアプリでマッチングした男性と実際に会ってみたら、プロフィールに書かれた身長と全然違った……。そんな経験をしたことがある女性は少なくないでしょう。「170cmって書いてあったのに、明らかに165cmくらいしかない」「178cmのはずなのに、159cmの私と目線が同じだった」といった声がSNSや知恵袋でも多く見られます。
なぜ男性は身長を偽ってしまうのでしょうか。本記事では、マッチングアプリで身長を盛る男性の心理的背景を深掘りし、詐称の実態や見抜き方、そして実際に会ったときの対処法まで詳しく解説します。マッチングアプリでの恋活・婚活を成功させるために、ぜひ参考にしてみてください。
マッチングアプリで身長を盛る男性の実態

まずは、マッチングアプリにおける身長詐称の実態について見ていきましょう。どのくらいの男性がプロフィールを偽っているのか、そしてどの程度の身長を盛っているのかを把握することで、マッチング相手への見方も変わってくるはずです。
身長詐称はどのくらい多い?統計データから見る実情
ある調査によると、マッチングアプリを利用する男性の約56.8%がプロフィールを何らかの形で「盛った」経験があるとされています。その中でも特に多いのが身長と年収の詐称であり、身長に関しては「少し盛っている」という男性がかなりの割合を占めているのが現状です。
また、女性側の体験談を見ると「170cm記載の男性と会ったら165cmだった」「178cmと書いてあったのに実際は160cm台前半だった」といった報告が後を絶ちません。アプリに登録されている身長170cm以上の男性のうち、実際にその身長に達している人は思いのほか少ないという声も聞かれます。
詐称される身長の範囲はどのくらい?
身長を盛る場合、多くの男性は3〜5cm程度の上乗せに留めているようです。「靴を履けば誤差の範囲」「会ったときにバレにくい」という計算が働いているのでしょう。
しかし、中には10cm以上も盛っているケースも報告されています。178cmと記載していたのに実際は165cm未満だったという極端な例も存在し、こうなると「盛る」というレベルを超えた完全な虚偽と言わざるを得ません。
一般的に、1〜2cmの誤差は測定条件や姿勢によって生じうる範囲として許容されることもあります。しかし5cm以上の差があると、実際に会ったときに「明らかに違う」と感じられてしまうでしょう。
身長を盛る男性の心理的背景

では、なぜ男性は身長を偽ってしまうのでしょうか。単に「モテたい」という動機だけでなく、さまざまな心理的要因が絡み合っています。
マッチングアプリ特有の「身長足切り」への恐怖
マッチングアプリには検索フィルター機能があり、多くの女性が「170cm以上」「175cm以上」といった条件で男性を絞り込んでいます。これはいわゆる「身長足切り」と呼ばれる現象で、低身長の男性にとっては検索結果に表示すらされないという厳しい現実を突きつけられることになります。
実際のデータを見ると、マッチングアプリにおける男性会員の平均身長は171.4cmとされていますが、170cm未満の男性は「いいね」をもらえる確率が大幅に下がるという報告もあります。こうした状況から「まずは見てもらわなければ始まらない」という焦りが、身長詐称につながっているのです。
低身長へのコンプレックスと自己防衛
身長が低いことに対するコンプレックスを抱えている男性は少なくありません。幼少期からからかわれた経験があったり、過去の恋愛で身長を理由に振られたりしたトラウマが、正直に身長を申告することへの心理的ハードルを上げています。
「本当の身長を書いたら誰ともマッチングできない」という不安から、自己防衛的に身長を盛ってしまうケースも多いでしょう。これは自己肯定感の低さとも深く関係しており、「ありのままの自分では受け入れてもらえない」という思い込みが行動に表れていると言えます。
「会えばなんとかなる」という楽観的思考
身長を盛る男性の中には「会ってしまえば性格でカバーできる」「身長以外の魅力で挽回できる」という楽観的な考えを持っている人もいます。確かに、対面でのコミュニケーション能力が高ければ、第一印象のギャップを乗り越えられる可能性はあります。
しかし、この考え方には大きな落とし穴があります。プロフィールで嘘をついていたことが判明した時点で、相手からの信頼は大きく損なわれてしまうからです。「身長も嘘なら、他のことも嘘なのでは?」という疑念を抱かれるリスクを軽視しているとも言えるでしょう。
周囲も盛っているから自分も……という同調心理
「マッチングアプリでは身長を盛るのが当たり前」という認識が広まっていることも、詐称を助長する一因となっています。周囲の男性が身長を盛っている中で自分だけ正直に書いていると、相対的に不利になってしまうという心理が働くのです。
いわば「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という状態であり、嘘をつくことへの罪悪感が薄れてしまっています。しかし、この負の連鎖が続く限り、マッチングアプリ全体の信頼性が損なわれていくことは避けられません。
自己認識のズレ:本当に身長を勘違いしている場合
珍しいケースではありますが、自分の身長を本当に勘違いしている男性もいます。学生時代に測った身長をそのまま信じていたり、朝と夜で身長が変わることを考慮していなかったりするケースです。
また、長期間身長を測っていないことで「だいたい170cmくらい」という曖昧な記憶に頼ってしまい、結果的に実際より高く申告してしまっている場合もあります。悪意はなくとも、結果的に相手を欺くことになっているのは同じです。
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身長を盛る男性を見抜くコツ

マッチングアプリで出会う前に、相手が身長を詐称しているかどうかをある程度見抜くことはできるのでしょうか。完璧に判断することは難しいものの、いくつかのポイントをチェックすることで、違和感に気づける可能性が高まります。
写真の背景や周囲の物との比較で判断する
プロフィール写真に写り込んでいるドアや家具、自動販売機などと比較することで、おおよその身長を推測できる場合があります。一般的なドアの高さは約200cm、自動販売機は約180cmなので、これらを基準にするとある程度の目安になります。
ただし、撮影場所や角度によっては正確な判断が難しいこともあるため、あくまで参考程度に留めておくのが賢明でしょう。
撮影角度とポージングの特徴を観察する
身長を高く見せたい人は、無意識のうちに特定の撮影テクニックを使っていることがあります。下から見上げるアングルで撮影したり、つま先立ちで立っていたり、背筋を極端に伸ばしたポーズをとっていたりするケースです。
また、全身写真を避けて顔のアップばかり載せている場合も、体型や身長を隠したいという意図があるかもしれません。複数の写真をチェックして、不自然な点がないか確認してみましょう。
手のサイズや体のバランスで推測する
一般的に、身長が高い人は手や足も大きい傾向にあります。写真に写っている手のサイズや、顔と体のバランスを観察することで、申告された身長との整合性を確認できる場合もあります。
もちろん個人差があるため、これだけで断定することはできませんが、複数の要素を総合的に判断する材料の一つにはなるでしょう。
メッセージで自然に確認する方法
直接的に「本当の身長は?」と聞くのは角が立ちますが、会話の流れの中で自然に確認する方法もあります。「私は○○cmなんですけど、ヒールを履いたら釣り合うかな?」といった形で聞いてみると、相手の反応から本当の身長を推測できることがあります。
曖昧な答えや話題を逸らそうとする態度が見られたら、身長に何らかの後ろめたさを抱えている可能性があると考えてもよいかもしれません。
実際に会ったときにギャップがあった場合の対処法

事前にいくら注意していても、実際に会ってみたら身長が全然違った……という事態は起こりえます。そんなときにどう対処すべきか、いくつかの選択肢を考えてみましょう。
身長のギャップをどこまで許容するか
まず大切なのは、自分の中で「どこまでなら許容できるか」という基準を持っておくことです。1〜2cm程度の誤差は測定条件によって生じうる範囲として許容する人もいれば、少しでも嘘があれば信用できないと考える人もいます。
ギャップの許容範囲は人それぞれであり、正解はありません。ただし、10cm以上の差がある場合は、身長以外の情報も疑ってかかる必要があるかもしれません。
信頼関係への影響を考慮する
身長詐称が発覚したとき、問題となるのは身長そのものよりも「嘘をついていた」という事実です。交際や結婚を視野に入れているのであれば、最初から嘘をつく相手との関係構築は難しいと感じるのは自然なことでしょう。
一方で、「身長を正直に書いたらマッチングすらできなかった」という男性側の事情も理解できなくはありません。相手の人柄や他の要素を総合的に判断した上で、関係を続けるかどうかを決めることが大切です。
率直に伝えるべきかどうか
身長の違いに気づいたとき、それを相手に伝えるかどうかは悩ましい問題です。黙っていれば気まずい空気のまま時間が過ぎていきますし、指摘すれば相手を傷つけてしまう可能性もあります。
もし相手が自ら「実は身長を盛っていて……」と正直に打ち明けてくれたなら、その誠実さを評価するのも一つの考え方でしょう。逆に、明らかに違うのに何も言わずシラを切り続ける場合は、今後の信頼関係にも影響が出る可能性があります。
身長詐称を防ぐために女性ができること

完全に身長詐称を防ぐことは難しいですが、いくつかの工夫をすることでリスクを軽減できます。
プロフィールの他の項目も合わせてチェックする
身長だけでなく、年齢、職業、年収などの情報も総合的に確認しましょう。複数の項目で違和感がある場合は、プロフィール全体の信憑性を疑ったほうがよいかもしれません。
また、写真が極端に加工されていたり、顔写真がぼやけていたりする場合も注意が必要です。「盛り」の傾向がある人は、身長以外の項目でも同様の行動をとっている可能性があるからです。
会う前にビデオ通話を活用する
実際に会う前にビデオ通話をすることで、写真と実物のギャップをある程度確認できます。身長そのものを確認することは難しいですが、顔の印象や雰囲気、話し方などから相手の人柄を判断する材料にはなるでしょう。
ビデオ通話を提案して断られた場合や、なかなか応じてくれない場合は、何か隠したいことがあるのかもしれません。
身長より人柄を重視するという選択
身長を重要視しすぎるあまり、本当に相性の良い相手を逃してしまっているケースもあります。もちろん、外見の好みは人それぞれであり、身長の条件を設けること自体は悪いことではありません。
しかし、「○○cm以上じゃなきゃダメ」と固定観念に縛られすぎると、出会いの幅を狭めてしまいます。数値だけでなく、実際に会ったときの印象やフィーリングを大切にする姿勢も、良い出会いにつながる可能性を高めてくれるでしょう。
身長を盛っている男性側へのアドバイス

ここまで女性視点での対処法を紹介してきましたが、身長を盛っている男性側にも知っておいてほしいことがあります。
詐称がバレたときのダメージは大きい
身長を盛ってマッチングに成功したとしても、実際に会えば嘘はすぐにバレてしまいます。そのときの相手の落胆や不信感は、あなたが想像している以上に大きいものです。
「会えばなんとかなる」という考えは、ほとんどの場合うまくいきません。むしろ、最初から嘘をついていたことで信頼を失い、せっかくのチャンスを台無しにしてしまうケースのほうが多いのです。
正直に書いたほうが長期的にはプラス
身長を正直に書くと「いいね」が減るかもしれません。しかし、嘘のプロフィールでマッチングしても、良い関係には発展しにくいものです。
正直な情報でマッチングした相手であれば、身長を含めたあなたを受け入れてくれる可能性が高いと言えます。長期的な関係を望むのであれば、最初から誠実な姿勢でいることが何より大切でしょう。
身長以外の魅力をアピールする
身長が低いことをハンデと捉えるのではなく、他の魅力で勝負する方向にシフトしてみてはいかがでしょうか。清潔感のある写真、充実した趣味、誠実さが伝わる自己紹介文など、アピールポイントはたくさんあります。
実際に、身長が低くても魅力的な写真や自己紹介文で多くの「いいね」を集めている男性もいます。自分の強みを活かしたプロフィール作りを心がけてみてください。
まとめ
マッチングアプリで身長を盛る男性の心理には、「身長足切り」への恐怖、低身長コンプレックス、楽観的思考、同調心理など、さまざまな要因が絡み合っています。身長詐称は決して珍しいことではなく、調査によると男性の半数以上がプロフィールを何らかの形で盛っているという実態もあります。
女性側としては、写真の背景や撮影角度をチェックする、ビデオ通話を活用するなどの方法で、ある程度詐称を見抜くことは可能です。しかし、完璧に防ぐことは難しいため、実際に会ったときにギャップがあった場合の心構えも大切でしょう。
男性側に伝えたいのは、身長を偽っても良い結果にはつながりにくいということです。嘘がバレたときの信頼低下は大きく、長期的な関係を築く上で大きな障害となります。正直なプロフィールで、身長以外の魅力をアピールする方向にシフトすることをおすすめします。
マッチングアプリでの出会いを成功させるためには、お互いが誠実であることが不可欠です。身長という数値だけに囚われず、相手の人柄や価値観を重視する姿勢が、より良い出会いにつながるのではないでしょうか。



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